案内標識として場所がわかる
高速道路と一般道の共通している所
高速道路には、交差点はありませんが、インターチェンジや、分岐する地点があります。
また、利用施設としてのサービスエリアやパーキングエリアなどがあります。
これ等には、その手前に進路が分かれる「分岐地点」があり、そこが一般道での道が分かれる所の「交差点」と似ています。
高速道路の分岐点案内の特徴
高速道路にも、それ等の「分岐地点」を知らせる案内標識があり、車を案内しています。
高速道路と、一般道の案内標識の2つを比べてみると、明らかに高速道路の案内標識の方が、規則的で場所が解りやすいと言えるでしょう。
一般道の交差点と比べて、これ等の場所での交通事故をあまり聞かないのも、興味深い事です。
違いが示すものは
勿論、「交差点」と「分岐地点」の形態は違いますが、この2つの案内標識を比較して、その違いを考る必要性を感じました。
一般道における「わかりやすい道路案内標識」の鍵が、そこから得られるかも知れませんので。
上図は、高速道路と一般道それぞれの、案内システムを比較したもので、「所沢IC」と「上馬交差点」を例として取り上げましたので、その違いを見て下さい。
一般的に「表示が消える」ことは、済み(通過)を意味する規則
写真1の「上馬」交差点の交差点案内で、それまで表示されていた方面名「上馬」が消えて「大原」になります。
今の交差点案内標識の表示規則では、「方面名が消えるとは、現地到着を表す」と言う決まりです。
これは一般常識になっている「消える=済み」と言う意味から、誤解を招く表示規則になっています。
場所確認だけなら、交差点まで進んで、信号機に付いている「上馬」と言う交差点名の標識を見て、現地到着が確認確定できます。
しかし、この場合の様に立体交差の所では、交差点案内標識を見て「上馬」交差点だと解らないと、アンダーパスして「上馬」を確認する事は出来ないことが起こりえます。右折左折も出来ません。
また、地域の道路管理者によっては、この表示規則を守っていない物もあり、設置側のミスで、案内標識としての役割も無くなってしまいます。
安全性の要である、ミス防止と解りやすい条件は、高速道路の表示の様に場所が判る「表示をする」ことです。
ポイント
場所がわかりやすい、は基本です。
いつもの生活の中では、一般道を利用していますが、たびたび“日本の道路はわかりずらい”と言う人に出会います。
車を運転しない人には、“日本の道路はわかりずらい”…と言っても、ピンと来ないかも知れませんね。
しかし、交差点での交通事故が全交通事故の約50%もあると言う事は、気になるでしょう。
国土交通省も「2004・わかりやすい道路案内標識に関する検討会」を招集しその提言を受け、改善を進めています。
しかし、「場所が分かやすい」と言う基本的な考えが、今の道路標識に織り込まれていません。
当サイトの「交差点案内標識」や「交差点名」や「方面名」などでも、この問題点について指摘して来ました。
高速道路の案内標識がベストの案内だとは思いませんが、走行中の車両からは場所と車線誘導がわかる案内であり、「Yes、No」の判断も瞬時にでき
、車両用の案内としては基本条件が揃っていると思います。
一般道は、駐停車の車両や歩行者なども利用している全く違う道路環境なので、同じシステムは出来ません。
しかし、交差点は交差点の近くまで来ないと、“ここだ”と場所判断でず、多車線化も進み、より解り難くくなっているのが現状です。
基本的な「場所が分かやすい」と言う条件は、安全の基本で、忠実に守られるべきものと思います。
以下に、高速道路の案内の例を示します。運転しない人も、一般道の案内標識を一緒に考えてみて下さい。
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